Q5.現在の健康調査の体制は、被災者の要望に応え、また、将来起きてくる可能性のある
  健康問題に対処するのに十分であると思われますか? 
(2014年アンケート集計)

思う      3名    
思わない    25名  
記入なし      1名
  

*「思わない」と答えた方へ・・・
どのような健康調査の体制なら、被災者の要望に沿い、また将来起きてくる可能性のある
健康問題に十分対処できるものと思われますか?


■「思う」と答えた方のコメント

A5. 福島県の医師不足が今後深刻化する前に、医師の確保と医療施設及び医療整備等を
強化し、福島県民及び被災者の精神面・健康面でのケアも繋げていきたい。
【管家一郎議員(衆)自由民主党】


A5. とにかく、永続的に確実な健康調査を積み上げることである。そうすれば、
他の要因かもしれない何らかな異変が生じても、早期の対応が可能となる。
【坂本剛二議員(衆)自由民主党】


■「思わない」と答えた方のコメント

まず 日頃の 健康管理に関するカルテなどが保存され、患者さんにも共有される必要あり。
健康管理手帳は浪江町では配布されているが被災地域全体に拡大されるべき。
【阿部知子議員(衆)無所属】


まったく不十分。少なくとも1mSv/年を超えるすべての地域では避難や被ばく低減の対策を
講じることを前提に調査すべきである。また、それ以下でも低線量被曝の影響は未知数であり、
とくに影響を受けやすい乳幼児や妊婦の長期被ばくは断じて避けるべきである。
それがない長期の検診・調査は、住民をモルモット扱いすることでしかなく、症状が出てからは
取り返しがつかない。
【糸数慶子議員(参)無所属】



被災者の声をよく聞き、健康不安を解消できるよう丁寧な対応が求められる。
【奥野総一郎議員(衆)民主党】



定期的な健康診断の実施を求めるのは当然です。内部被ばくを含めた被ばく線量調査など
健康管理を進めることは重要です。環境省は「発がんリスクはない」などとはねつけていますが、
この姿勢を変えさせる必要があります。
【紙智子議員(参)日本共産党】



少なくとも環境省が指定した福島県外の「汚染状況重点調査地域」において、希望する子どもが
甲状腺のエコー検査、血液検査などを無料で受けられる体制が望ましいと思います。
【川田龍平議員(参)結いの党】



定期的な健康管理。健康状態についてもきちんとデータを保管し、また被災者自身も自らの
健康状態をきちんと把握できるようにすべき。
【川端達夫議員(衆)民主党】



今後起こりうる幅広い疾病、健康被害に対応する検診体制の整備
【行田邦子議員(参)みんなの党】



放射能による健康被害は、急性障害だけでなく、晩発制障害がある。
放射線被ばくは、少量であっても、将来、発がんなどの健康被害が起きる危険性がある。
放射線被ばくの健康への影響は、「これ以下なら安全」という「しきい値」はなく、
「少なければ少ないほど良い」というのが放射線防護の大原則である。
完全な賠償と徹底した除染をはじめ、内部被ばくを含めた被ばく線量調査の健康管理や、
福島原発の危機収束のために現場で働いている作業員の健康と労働環境を守るのは、
国が責任をもってやるべきである。
【こくた恵二議員(衆)日本共産党】



子どもたちのカルテ等をきちんと保管、管理し共有される必要がある。
【近藤昭一議員(衆)民主党】



子どもの健康診断や医療費の無料化、「子ども・被災者支援法」の対象を県全域に広げることが
必要であり、将来起きて来る可能性のある健康問題を早期に発見できる体制をつくるべきであると考えます。
【志位和夫議員(衆)日本共産党】



放射性物質による放射線が人の健康に及ぼす危険について科学的に十分に解明されていないという前提に立って、子どもをはじめとした被災者に継続的かつ幅広い内容の健康調査を行うべき。
【鈴木望議員(衆)維新の会】



甲状腺検査や尿検査など定期的な健康診断の機会を与えることを要望したい。
【田中茂 議員(参)みんなの党】



福島県、また甲状腺検査に限定せず汚染地については住民が無料で被曝に関する検査が
できるようにする。子どもたちは学校単位で行う。
【田村智子議員(参)日本共産党】



健康を維持するためには、不安に思った時、或いはもっと短いスパンで無料で検査が受けられるようにすること。指定病院以外でも、信頼できる病院、医師のもとで検査ができるようにすること。甲状腺やガンだけではなく、影響が心配される症状や病気についても対象とすること。
【徳永エリ議員(参)民主党】



全ての被災者の定期的な健康診断と、それに伴う抜本的な検査体制の確立を図ること。
【中西健治議員(参)みんなの党】



「汚染状況重点調査地域」においては、希望するすべての子どもについて、「甲状腺エコー検査」や「血液検査」等を無料で受診できるようにすべきである。
【畠中光成議員(衆)結いの党】



「医療に関する施策のあり方」に関しては、有識者会議を開催するではなく、
被災者の意見を聞くべき。
【薬師寺みちよ議員(参)みんなの党】

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