Q8.被災地からの保養活動支援について、「ふくしまっ子自然体験・交流活動支援事業」
 (福島県教育委員会が実施している屋外活動が制限された 県内の子どもたちが県内外の
 低線量地域で自然体験する活動支援)で、十分であると思いますか?
(2014年度アンケート集計)

思う      0名  
思わない    25 名
   
どちらとも言えない  2名
記入なし  1名
回答保留  1名

*「思わない」と答えた方へ・・・
保養活動への公的支援は、どのような形が適切であると考えますか?


■「思わない」と答えた方のコメント

期間の短かさ、費用も遠隔地であれば飛行機代などが出ないこと以外に、
健康フォローアップや相談事業、家庭的困難に対するソーシャルワーカーの
関与などが必要。
【阿部知子議員(衆)無所属】



「ふくしまっ子自然体験・交流活動支援事業」は、福島県内での自然体験活動が内容だが、
子どもの被ばく回避・低減は“一日も長く、1kmも遠く、1Bqでも少なく”を原則として、できるだけ
線量が低い場所を選ぶべきである。
また、「屋外活動が制限された屋内の子ども」だけでなく、県内全域はもちろん、東北南部や
北関東の子どもたちの参加も受け入れるべきだ。この意味では、実施主体が福島県教委と
されているのは不十分。この状態を改善しようと各地の市民グループが取り組んでいる
保養プロジェクトは市民の寄付で賄われており、制約が大きいので、公費で支援すべきである。
【糸数慶子議員(参)無所属】


日常的な支援に加え、より長期の保養活動
【奥野総一郎議員(衆)民主党】



当事者の意向をよく聞き、柔軟な運用をすること。
【笠井亮議員(衆)日本共産党】



成長期に思いっきり体を動かし、自然にふれることは欠かせないと思います。
その点での支援事業は大事だと思いますが、回数や内容など、子どもたちの声を聞き取って、
充実させるべきだと思います。
【紙智子議員(参)日本共産党】



望ましい支援のあり方
県外の保養支援団体への周知が不十分だったと思います。補助金の流れ方など望ましい支援のあり方については、まだ始まったばかりなので、活用状況をもうしばらく見守り、
判断したいと思います。
【川田龍平議員(参)結いの党】


期間について、もう少し長期にわたる保養が必要。また交通費面での支援も考え直すべき。
【川端達夫議員(衆)民主党】



1学年1回を複数回実施できるようにするため、それに見合う予算を確保する
【行田邦子議員(参)みんなの党】



お金の心配なく、公的な支援で野外活動や移動教室が実現できるよう、国がもっと支援を
強めるべきだ。
【こくた恵二議員(衆)日本共産党】



もう少し期間を長くしたり、交通費も十分に支援すべき。
【近藤昭一議員(衆)民主党】



保養事業については、実際にそれを利用する福島県内の保護者のみなさんの要望に見合った
ものであることが重要だと考えます。保養事業そのものについては保護者などからは好評ですが、同時に経済的な事情から同事業を使える家庭と使えない家庭で差が出ている現状もあります。
また総予算が限られていることや、手続きなど使い勝手の不便さを指摘する声もあります。
国が責任を持って財源を確保し、保護者にとってさらに使い勝手のよい制度となるよう拡充させていく必要があると考えます。
【志位和夫議員(衆)日本共産党】



・全国の自治体の既存施設を活用して、原発事故影響地域のすべての子どもたちに
 定期的な長期保養の機会を提供する。政府がその実施を支援するものとすべき。
・「ふくしまっ子」はじめ既存の事業についても、当事者の意向をよく汲み取り、
 運用を柔軟にすることが求められる。
【塩川鉄也議員(衆)日本共産党】



複数回の実施を。
【杉本かずみ議員(衆)みんなの党】



外で遊べない環境に追いやられているにも関わらず、支援事業への参加が年1回では不十分で
あり、十分な予算を付けるべき。
【鈴木望議員(衆)維新の会】



福島県内外の低線量地域の自治体と福島県教育委員会が連絡をいっそう密にとって
県内の子供達が自然体験をする機会をより多く増やす事が望ましい。
【田中茂議員(参)みんなの党】



国が東日本地域全体を対象に学校単位で被曝に関する健康調査を行い、特に問題のある
子どもは一定期間汚染のない地域へ保養に行かせる。
チェルノブイリ事故被災国の保養活動に学ぶべき。
【田村智子議員(参)日本共産党】



・1学年1回ではなく、なるべく多く、放射能の影響を心配することがない地域でリフレッシュする
 機会を作ること。
・小学生以下の子供達は親の同伴を必要とする為、回数を多くすることは困難だが、
 小さな子供達が、子供だけでも参加できるような機会も、もっと作ることができるように、
 全国各地でのNPO等のサマーキャンプなどの取り組みに対しても支援をし、
 継続していくことが必要。
【徳永エリ議員(参)民主党】


県に設置した基金をより充実させ、学校単位・地区単位の保養プログラム等の施策を
実施すべき。
【中西健治議員(参)みんなの党】



1学年1回を複数回実施できるようにするため、それに見合う十分な予算を確保すること。
【薬師寺みちよ議員(参)みんなの党】



■「どちらとも言えない」と答えた方のコメント

野外活動を積極的に行っているボーイスカウト等がある為、地元ボーイスカウト等が行っている
活動のノウハウ等を活かして、また連携して且つ活動支援も行う事も考える必要があると思う。
【管家一郎議員(衆)自由民主党】



■「回答保留」と答えた方のコメント

保養活動支援について関係方面への周知が不十分である。
また、補助金事業であるならば、適正に使われているかの検証は重要である。
【畠中光成議員(衆)結いの党】



■「記入なし」だった方のコメント

従来の都市と農村漁村との共生・対流事業等で行われてきた実績を生かし、
福島県の子どもたちがおかれている状況下では、より丁寧な在り方があるべきである。
都度、本質的に必要で有意義な活動に対しては、形にとらわれず柔軟な支援策が
あってもよいと考える。
【坂本剛二議員(衆)自由民主党】

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